男の人

治療が始まるまで

服用

普通の人なら悲しいことや辛いことがあっても、数日後にはすっかり元気になるものですが、うつ病の場合、仕事やプライベートに影響が出るほど気分が落ち込むためうつ病に効く薬を使った治療を率先して行わないとどんどん悪い方向に進んでしまいます。ただ、うつ病のネックなところは症状が出ているのに自覚症状がないことです。例えば精神が壊れているにも関わらず表に現れないこともあるため、この場合は本人や家族も発見できず、気づいた時にはすでに重症化していたなんて話もあるくらいです。体調が優れなかったり、元気が出なかったりしたら真っ先に心療内科や精神科を受診するのが回復の第一歩になります。そしてうつ病という言葉を医師の口から聞くことで「自分は病気なんだ」と自覚でき、薬を使った治療へ前向きに挑むことができます。判断基準としては、世界保健機関と国際的に分類されている疾患のICD-10を活用し、慎重に検査を進めていきます。うつ病に多くみられる症状は、この指標から当てはめていき個数の多さでうつ病かどうかを診断していきます。これに関しては予め用意されている評価スケールを使い、より深く掘り下げる時の手段として活用していきます。しかし、スケールでの検査で数字が高いからといって必ずしもうつ病を決める基準にはなりません。医師側もあくまで一つの可能性として考えているからです。判断基準からみるうつ病の診断に関する詳しい内容は、当てはまる症状が2週間から3週間の間に存在している、うつ病と診断される前からすでに予兆が出ている、この場合は気分が異常に落ち込む抑うつ状態だと推測されます。加えて、物事に対する関心や喜びというような一般的感情が乏しいこともうつ病の一つの判断材料になります。薬の服用が認められる一例として、一日の大半が毎日憂鬱であることが挙げられますが、この状態が2週間以上または半年近く続くといよいよ本格的に治療を開始しなければならない時です。うつ病は風邪と違い、寝て治るものではないため、徐々に深刻化するとダイエットをしていないのに体重が少しずつ減っていきます。体に出ている以上、不眠症や疲労感、気力の減少は毎日のようにあるでしょう。この状態はすでに思考回路が正常ではないので仕事ではミスばかり、私生活では引きこもり、物事に対する決断力がなくなっていきます。うつ病に最適な薬を飲むことで、心身ともに回復の兆しが見え、思考回路も人並みに戻すことができますから、症状が出ているうちに病院を受診しましょう。